陰陽和合の法則

陰陽和合という言葉があります。性質が違うものが相互作用することで、思いもよらないものが生まれるということです。日本が和の国だと言われるのは、陰陽和合の和からきているかもしれないと、思うことがあります。

陰陽 - Wikipedia

陰陽(いんよう)とは、古代中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)の二つに分類する範疇。陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされる。
陰陽を表す太極図

原初は混沌(カオス)の状態であると考え、この混沌の中から光に満ちた明るい澄んだ気、すなわち陽の気が上昇して天となり、重く濁った暗黒の気、すなわち陰の気が下降して地となった。この二気の働きによって万物の事象を理解し、また将来までも予測しようというのが陰陽思想である。

受動的な性質を「陰」、能動的な性質を「陽」に分類する。具体的には、影・暗・柔・水・冬・夜・植物・女などが「陰」であり、光・明・剛・火・夏・昼・動物・男などが「陽」である。これらは相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない。森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し、陰と陽の二気が調和して初めて自然の秩序が保たれる。

重要な事は陰陽二元論が、この世のものを善と悪に分ける善悪二元論とは異なると言う事である。陽は善ではなく、陰は悪ではない。陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。あくまで森羅万象を構成する要素に過ぎない。

戦国時代末期に五行思想と一体で扱われるようになり、陰陽五行説となった。


特徴

  • 陰陽互根

陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つ考え方。

  • 陰陽制約

提携律とも言い、陰陽が互いにバランスをとるよう作用する。陰虚すれば陽虚し、陽虚すれば陰虚する。陰実すれば陽実し、陽実すれば陰実する。

  • 陰陽消長

拮抗律とも言い、リズム変化である。陰陽の量的な変化である。陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実する。陰実すれば陽虚し、陽実すれば陰虚する。

  • 陰陽転化

循環律とも言い、陰陽の質的な変化である。陰極まれば陽極まり、陽極まれば陰極まる。

  • 陰陽可分

交錯律とも言い、陰陽それぞれの中に様々な段階の陰陽がある。陰中の陽、陰中の陰、陽中の陰、陽中の陽。

人は日々の生活に追われると、目の前の問題を解決することにとらわれてしまい、狭い世界に閉じこもりがちになります。その世界に詳しくなるというのもある程度必要ですが、そればっかりになってしまうと、世界そのものが変化したときに、取り残されてしまいます。
現状維持は、精神の退化、あるいは行動の退化という側面があります。危機が来ても危機だと気付かない、危機に対策を立てられない、そんなことが起こります。

そんな精神と行動の退化を防ぎ、危機を乗り越えるためには、自分と違う存在と出会うこと、つまり陰陽和合をすればいいのです。
自分と違うものから刺激を受ける、そこから感じたものを相手に返す。その繰り返しで、一人の想像力では思いもよらなかったものが生まれて育ちます。その新しいものの中に新しい時代を生きる力があります。

現在の状況は混沌(カオス)に近くなっていっていますが、こんなときこそ陰陽を分ける。つまり物事を見極めて行動するべき時だということです。


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