チベット動乱50周年

チベットダライ・ラマ氏がヒマラヤを越えて、インドに亡命してから50年もたったそうで、ニュースになってますね。



ダライ・ラマ氏の50周年の声明は以下のページからごらんください。
チベット民族蜂起50周年記念日におけるダライ・ラマ法王の声明 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

http://www.tibethouse.jp/situation/index.html
独立国家であったチベットは、1949年に口火を切った中国の侵略で、戦闘によって人命損失の危機にさらされ、続いてすぐに、共産主義イデオロギー文化大革命(1967- 1976)に代表されるような計画によって、普遍的な自由さえも失ってしまった。しかし、最悪の事態は既に過ぎ去ったかのような誤った認識がまかり通っている。現在でも、チベット固有の国民性、文化、宗教の独自性は、中国によって深刻な脅威にさらされ、翻弄され続けている。

中国の占領と弾圧の政策は、チベットの国家としての独立、文化、宗教性、自然環境の破壊を引き起こし、人々は基本的な人権まで奪われている。再三再四、国際法を犯す中国のこれらの破壊行為は、注目はされているが、未だに罰されることなく繰り返されている。

* 侵略された独立国家
* 文化と宗教
* 人口移入
* 教育
* 普遍的人権
* 環境
* 森林伐採
* 土壌浸食と河川の氾濫
* 地球気象への影響
* 野生動物の絶滅
* 無制限な採掘
* 核廃棄物投棄

チベットでは、僧侶や男性は連行されて、拷問されたり、殺される。女性は中国人と無理矢理に結婚させられたり、不妊手術を強制されたりしているようです。

核の問題も重いですね。ウラニウム鉱山があり、核ミサイル基地があり、核廃棄物の処分場にもなっているようです。


今の時点では、チベット問題の打開策は無いのですが、少なくとも問題があることを知っておきましょう。


松浦彰夫 拝


人気ブログランキングに参加しています。下記リンクのクリックをお願いします。
人気ブログランキングへ