労働集約産業と情報集約産業の分かれ目

農業、工業、商業と産業には色々ありますが、どれも基本は、余っているもの(資源)を集約(贅沢に使うこと)して足りないものを作っています。
余っているものが時代とともに変化して、労働集約産業資本集約産業→情報集約産業と、産業も変化してきたわけです。


最初は物が少なく人が余っていたので、労働力を集約した産業が興りました。人力で雑草を抜いたりする農業や人力で石を運んだりする建築など(重労働)ですね。労働力を集められる人が富を得ました。
しばらくたつと労働力が不足するかわりに物が余るようになったので、物をお金で集めて組み立てて、鉄鋼とか自動車とかの大工場を作れば儲かるようになりました。
現在の世界は、金融危機が発生して、ハイパーインフレになりそうな状況です。ハイパーインフレはお金の価値が無くなるということですから、お金があっても産業に必要な資源が集まりません。金融危機資本集約産業の危機です。


現在の世界で、余っているのは情報です。コンピュータは爆発的に速く安くなって行ってますし、通信回線は光ファイバーになって電話回線の時と比べてとんでもない情報を流す事ができるようになりました。
金融危機資本集約産業が滅ぶから労働集約産業に戻るということを言う人もいるのですが、もうひとつの道があります。
余っている情報を使い、情報集約産業を興す道です。
そして、それを実践しているのが秋月です。


情報投資というのは、どこの会社や役所でもやってますが、お金を儲けるためのものです。お金が目的になっているというのは、結局のところ資本集約産業だということです。お金で物が買えなくなると、麻痺します。1ヶ月後に給料を貰うことになっていても、1ヶ月後に物価が10000倍になっていたら給料はゴミ同然です。1ヶ月後に300,000円を貰っても、30円の価値しかないのです。


情報力で金融危機を乗り越えるには、純粋な意味での情報集約産業でなければなりません。情報の世界で取引が完結していて、金銭に左右されないことが必要です。秋月では情報を信用の源泉とした通貨、サイバーキャッシュの普及の基盤作りと運用実験をしています。ここまで考えて行動を起こしているのは、私の知る限り、秋月しかありません。海外は分かりませんが、少なくとも日本では、唯一無二で秋月だけです。情報集約を革命レベルにしています。それが凄いところです。


ではサイバーキャッシュとはどんなものかというと、言葉では説明しにくいですね。参加するのが遠いように見えて一番手っ取り早いです。秋月便りを読んで、御倉に参加し、秋月メンバーに選ばれましょう。


労働集約産業に戻るか、情報集約産業に進むか、分かれ道です。選択はあなた個人しだいですので、良いと思う方を選びましょう。ちなみに情報集約の道は狭き門なので、選ばない人は問答無用で労働集約行きです。でも視点を変えると、こんなにすんなり参加できることは無いですね。秋月では多様性を尊重してます。つまり、変わり者だから排除されるということはないので、誰でも本気になれば入ることができます。やる気があれば、ノアの方舟に乗れるのですから。


松浦彰夫 拝


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