ドイツ、ペイントボール廃止法案検討 ガス抜き潰しでガス抜き

ペイントボールというのは、逃げる泥棒に投げつける塗料の入ったボールではなく、戦争ゲームでした。撃たれると体に塗料が付いて、撃たれたのが分かるみたいです。ゲーム用の戦車なんてのもあるらしい。

そして、ストレス発散のガス抜きのゲームですが、銃乱射事件にショックを受けた人のガス抜きのため、ゲームを禁止することを検討しているそう。対策した気分になるらしい。

本競技では参加者が(炭酸ガス、窒素ガス、更に近年では圧縮空気)などの圧縮ガスを利用した銃でペイントボールと呼ばれる小石サイズ(17mmが主流で他のサイズも稀に存在する)の、野菜の色素を基にして作られた無毒性塗料入りの弾丸(ペイント弾)を対戦相手に向けて発射し勝敗を競うスポーツの一形態である。いろいろとある対戦形式の中で最も人気の高いのが、「フラッグ奪取」と呼ばれるゲームであり、このゲームでは2つのチームがお互いの陣地に置いてある旗印を相手チームから撃たれること無く奪い取ることを目的としている。また、別の人気ゲームとして、「殲滅ゲーム」があり、文字通りこれは相手チームのメンバー全員をペイントボールで撃って倒すことを目的としている。
ペイントボール - Wikipedia

ドイツの社会民主党連立政権の保守派がペイントボールなどペレットを撃ち合うゲームを禁止する法案を検討しているそうだ (本家 /. 記事より) 。

この法案は今年 3 月、ドイツ南部で起きた銃乱射事件を受けて検討されているものだという。この事件では 17 歳の高校生が 15 人を銃撃した後、自殺した。犯人の父親はシューティングクラブに所属しており 15 丁の銃を所有しており、14 丁は法律に従い錠つきのロッカーに入れられていたものの、犯人は寝室にあった 1 丁を使い犯行に及んだそうだ。

ドイツでは 2002 年にエアフルトで起きた銃乱射事件をきっかけとして銃所有年齢を 18 歳から 21 歳に引き上げたり、25 歳以下の購入者には健康証明書の提示を義務付けるなど規制を強化してきた。申請者が厳しい審査を通過するのには 1 年近く掛かることもあるという。

この法案に関し、与党はペイントボールは暴力的行為の敷居を低くし、暴力をわい小化すると主張しているとのこと。法案が議会を通過すれば最高 5000 ユーロの罰金が課せられることになるそうだ。

>ペイントガンによるシューティング遊技なんて、むしろストレス発散としてのガス抜きの効果が期待できるワケで

銃乱射という事件に衝撃を受けた人達が、ペイントガンによるシューティング遊技を規制することで、ストレス発散のガス抜きをしているんだと思う。とりあえずなんかそれっぽいこと、抵抗の少ないところを規制して対策した気分になってみると。

ドイツ、ペイントボール廃止法案検討 | スラド


松浦彰夫 拝


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