行、知、情、意

心と行動の関係について考えてみます。


人は行動するから、新しい物事を知る。

人がこの世に生まれて、初めの赤子の時は、何も考えていない。

何も考えていないけど、泣き叫んだりするなど、何か行動する。

行動することで、反応が返ってきて、そこで初めて世界がどういうものかという知識になる。

『行→知』の因果関係がある。


もうしばらくすると、感情が芽生えてくる。

お腹がすいている時にミルクを与えられると、お腹が満たされる。

ミルクという知識は、好ましいものだという感情になる。

『知→情』の因果関係がある。


次は、意思を持ってくる。

嫌な空腹をやめて、好ましい満腹になろうとする意思が育つ。

『情→意』の因果関係がある。


満腹になろうとすると、泣き叫ぶという、行動をする。

『意→行』の因果関係がある。


ここで初めに戻り、循環を始める。

人を育てるためには、この『行→知→情→意→行』の循環を大事にしてあげることが大事だと思う。


それだけではなく、これを自覚することは、自分を育てることにもつながる。

つまり、自分で『行→知→情→意→行』の流れを太くする。

世界から広く知識を集め、音楽などの芸術から感情を学び、成功する確率の高い計画を立てて、行動する。

失敗したら、別の方向から再チャレンジする。

どうしたらいいか分からなければ、とにかく何か行動して、情報を集める。


この繰り返しで、人は人として育っていく

こんなことを考えました。


松浦彰夫 拝


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